あなたは日々、なんのために言葉を使っていますか?
- 不祥事をおこした有名人を叩くため?
- 寄ってたかって失敗した人を叩くため?
- 友人や家族に不満をぶちまけるため?
- 上司や部下、会社に対して愚痴をこぼすため?
それは勿体無いですよ。
言葉の力は、絶大です。
現代においては最強スキルです。
その力を
- 他人を批判したり
- 自分を正当化したり
- 人を騙したり
することだけに使うなんて、本当にもったいない!
今回は、ライティングスキルと身につけることで得られることについてお伝えしますね。
ライティングを身につけると得られること
自分の気持ちを整理できる
ちょっと例え話をまじえて説明しますね。
とある学校の先生の話です。
その先生は、ある女子生徒から悩みを打ち明けられました。
「将来やりたいことがない。何もしたくない」
その生徒は、もうすぐ進学する時期にさしかかっていて、将来どの道に進もうか悩んでいました。
先生は、とりあえず彼女に
「自分がどうしたいか?
自分の考えを紙に書いて提出してください。」
と伝えました。
しかし、彼女は何も書けなかったと言います。
「やばい」
「つらい」
「だるい」
その生徒は、毎日そんなコトバしか使っていなかったため、全く文章が書けなかったのです。
ネットで調べて、一般論をそれっぽく書くことはできました。
しかし、いざ自分の考えを書こうとすると、何も書けないのです。
そのことに気づき、先生は愕然としました。
語彙の少なさや、文章を書く力がないと、自分の考えを整理することができない。
だから
- 自分が本当は何を考えているのか?
- 何を望んでいるのか?
が、彼女自身わからないのだと。
・・・というように、文章を書く力がないと、自分の考えや感情を読み解くことができなくなり、人生を台無しにする危険性があります。
文章がかけると、自分の考え方が整理できるため、迷いが減ります。
また、自分の感情を整理できるため、気持ちをコントロールしやすくなります。
「彼氏に振られた、まじむかつく」
しか書けないのと
「彼氏に振られた、私は悲しい。
あの笑顔も、優しい言葉も、もう二度と私に向けられないのだと思うと、胸が引き裂かれるような思いになる。
私は彼のために精一杯お弁当を作って、マフラーを編んで、県外に出て行く部活動を応援に行って、色々してきた。
そんな私の気持ちを全部否定されたようで、本当に辛い。」
と、自分の感情を書けるのとでは、その後の人生大きく変わってきます。
そうやってより深く、より正確に自分の気持ちを書くことで
「ああ、もしかして私は自分の気持ちを押し付けていただけだったのかな?
良かれと思ってやっていたことが、彼にとっては苦痛だったのかも・・・」
と、自分の考えを修正したりすることが可能になります。
それが成長につながり、人生をより豊かにして行くことができるのです。
相手に自分の気持ちを伝えやすくなる
ライティングスキルを身につけると、純粋にコミュニケーション能力が上がります。
奥さんに
「めしまだか?」
としか言えない男性がいたとします(笑)
そんなことしか言えないと、せっかく男性のために料理を作る奥さんのテンションはだだ下がり。
いつかその不満が爆発し、彼も奥さんも不幸になってしまいます。
ですが
「いつも料理作ってくれてありがとう。
昨日のパスタは塩味がほどよく効いていてうまかったよ。
今日の料理楽しみだな」
というと、奥さんも料理を作るテンションが上がります。
稼げるようになる
本当はこれが一番のメリットかもしれません(汗)
ライティングスキルを身につけると、物を売ることが容易になります。
人の気持ちを動かす文章がかけるようになりますので
- ブログを書くとき、商品の魅力を紹介できる
- 営業の方は、顧客に商品やサービスの魅力を伝えることができる
- 特技、例えば絵を書くのが得意な人は、自分の絵の魅力を文字で伝えることができる
など、ビジネスに応用することができます。
ライティングスキル一本で稼ぐライターにならなくても、他の分野と組み合わせることで、その技術はさらに効果的に使うことができます。
ぶっちゃけ、ライティングスキルは、どんな分野のスキルとも組み合わせることができる汎用性の高さも抜群です。
盆栽の技術であろうが、コーヒーの焙煎技術であろうが、陶芸の技術であろうが、
ライティング技術はどの分野にも融合することができます。
こっそりお伝えしますが、
ニッチな技術+ライティングスキルは最強ですよ。
ライティングスキルは、ネット時代において人の心を動かせる最強の技術であり、
他の技術と組み合わせることができる汎用性の高さも併せ持っています。
ぜひマスターしていってくださいね。
平易な言葉や文面で、誰にでも解かって貰える表現力(文章力、説得力、話術)は大切ですね。